〜もっともっと女性が活躍できる市役所へ~
市役所の女性部長の割合は何%だと思いますか?

【なぜ、このタイミングで決断する必要があったか】
私は、市役所の改善、市政改革を目指して、市議会議員として活動してきました。そこで目にしたのは、旧態依然とした市政運営。市政の端々に、社会の変化に対応していない状況を目の当たりしました。
しかし、議員という立場では、改革への動きには限りがあります。私は、市役所のリーダーとして、このような古い体質を打破し、市民本位の新しい守谷市役所を作り上げます。

【守谷市役所の現状】
守谷市役所は、いわゆる「女性活躍推進法」に基づき「守谷市特定事業主行動計画」を2020年(令和2年)に策定・実施しています。この計画では、女性活躍の推進の方向性が示されています。「女性活躍推進法」の目標は、女性がその個性や能力を十分に発揮できる社会を実現することです。

この計画の成果は市役所から示されており、女性活躍の動向について指標の公開をしています。結果としては、政策を決めるのは、ほとんど男性という状況でした。これでは、多様な意見は市政に生かされません。
特徴的な結果をご紹介します。

① 高い役職になればなるほど女性比率が低い
役職別女性職員割合を確認します。主事から係長級では50%以上が女性です。しかし、課長補佐での比率は34.1%、それ以上は極端に女性比率は少ないです。次長級では18.2、部長級ではなんと0%です。

②女性の方が給与が安い
給与の男女差を確認します。全職員での比率をみると、女性の方が約40%低いです。

【このような状況が続けば】
ここで見てきたように、守谷市役所では女性活躍の伸び代があります。しかし、この状況がつづくということは、市役所の政策のほとんどは、男性、特にある程度年齢を重ねている方によって決まることを意味しています。つまり、政策形成に関しては、多様な意見が取り入れられるかどうかには疑問符が発生します。女性が参加していない部長級の会議を想像してみてください。

【私が実現したいこと】
市役所は、特定事業主行動計画において、「女性職員が,管理職への昇格に対し抱いている不安要素や障がいとなる事由等を把握,分析する目的で,人事担当がヒアリングを実施する」としています。しかし、現状を見ると、まだまだ取り組みが足りません。

【私のこれまで】
私は、これまで、銀行の支店長代理として、若いスタッフたちの育成をしてきました。16名の女性チームをマネージメントしてきました。当時のスタッフたちからは「働きやすかった」「元気になった」「相談に親身に乗ってもらい助かった」「スムーズに業績を出すことができた」などの声をいただきました。この経験を活かし、私は以下の二つのプロジェクトを進めます。

①女性活躍チームを結成します!
市役所内での公募によりメンバーを募集します。半年間かけてビジョンと施策の立案を進めます。重要度・難易度・インパクトなどの観点で整理し、計画的に実現させます。

②女性の市役所リーダーを育成します!
女性職員もより高い役職を担いたいと思えるような様々な支援を行います。様々な上司との定期的な面談、研修の実施、そして、職員意識調査を実施し、必要となる取組、研修のあり方を分析、実施します。